こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
本日１月9日は『成人の日』です
この日は「おとなになったことを自覚し、
みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」趣旨の
国民の祝日です
古来成人の通過儀礼である「元服の儀」が小正月である
旧暦の１月１５日に行われたことにちなみ
１９４８(昭和２３)年に１月１５日に制定されましたが
２０００年から現在の１月第２月曜日になりました
以前は２０歳が成人年齢でしたが民法改正により
２０２２年４月１日から１８歳に引き下げられました
成人になるとどのような変化があるのでしょうか
例えば携帯電話を購入することやクレジットカードを作る
などの契約が親の同意なしにできるようになります
１０年有効のパスポートの取得や
公認会計士、司法書士等国家資格に基づく職業に就くこと
性別の取り扱いの変更も可能になります
一方でお酒やタバコ、競馬・競輪などの公営ギャンブルの
年齢制限は２０歳のままです
また女性が結婚できる年齢は１６歳から１８歳に
引き上げられます
法律ではこのように年齢で「大人」と線引きされます
ですが「今日から大人です」と言われても
大人になるわけではありません
大人になるとはどういうことでしょうか？
子どもは自分中心に物事をとらえ
自分の思いや価値観と違うことを受け入れません
しかし大人になると自分とは異なる考えや価値観を持つ人
とも上手に付き合うことが求められます
自分勝手に考えない
相手を思いやる など
自分との違いを尊重し受け入れることが大人の基準です
私が考えるもう一つの「大人」とは
「自分の行動の後始末ができる人」です
自分がした行動がいつもいい結果となるとは限りません
時には失敗することもあります
そのときに自分で後始末ができる人が大人だと思います
もちろん一人では責任を取りきれないこともあるでしょう
そのときに誰かの助けを借りることができることも
「大人」だ思います
こうしたことは経験が必要です
親としては我が子が失敗したときにフォローしたり
転ばぬ杖の先を用意することもあると思います
ですが苦い思いをすることや失敗して学ことも多いです
保護者の皆さまには我が子が失敗しても萎縮しないよう
暖かく見守っていただきたいと思います
最後までお読みいただきありがとうございます。
