こんにちは
Victory学院講師の山田修です
皆さんはお子さまにどんな大人になって欲しいですか?
あるアンケートによると
「やりたいことを見つけ社会で自立してほしい」
がトップでした(通信制高校ナビより)
この「自立する」とはどういうことでしょうか
『自立=他の援助や支配を受けず、自分の力で判断したり
身を立てたりすること』(広辞苑より)
子どもたちは将来社会人として
自立した生活を送らなければなりません
そのためには「稼ぐ」ことが必要です
私たち社会人は仕事を通じて人々の生活に関わり
社会に貢献します
そうすることで収入を得て生計をたて家族を養い
国や地方自治体に税金を納めているのです
つまり世の中に貢献し価値を生み出すことで
自ら稼ぐことができるようになることが
「自立した社会人」だと言えます
日本や世界で社会が目まぐるしく変化している中で
子どもが将来稼ぐことができるようになるためには
どのような力を身につけなければならないのでしょうか
まずは「自己実現力」です
これは自分がやりたいことを自分で見つけて
自分でやっていく力のことです
子どもが主体的に取り組んだ熱中体験が
自己実現力を高めます
これからの社会で求められるのは主体的な人間です
「これがやりたい」といってプロジェクトを立ち上げる人
が必要なのです
そうした人がイノベーションを起こせる人材なのです
「言われたことはなんでもやります」という人間は
求められていません
子どもの頃からやらされてばかりの受け身の姿勢では
これからの社会で生き残ることができません
二つ目は「自己決定力」です
神戸大学・西村和雄教授と同志社大学・八木匡教授の研究
によると「自己決定」が幸福感に強い影響を与えていると
明らかになったそうです
小さい頃から自分の意思で何かを決めている子どもは
経験したことのない環境にも強く
何事にも積極的にチャレンジし
変化への対応力が高いと言えます
もう一つ求められるのが「スキル」です
具体的には「語学」と「専門技術」です
ビジネスが地球規模で展開している現在
どんな業界に就職するにしても語学は必要不可欠です
中でも世界共通語である英語は必須のスキルと言えます
ほとんどの企業で実務に即した資格やスキルを身につけた
即戦力の人材を求めています
ですからIT技術やプログラミングなどの専門技術を
身につけておくことは
将来稼ぐことができるポイントとなるでしょう
データからコンピュータサイエンスと数学を使って
価値を引き出すデータサイエンスも
今後も求められるスキルです
稼ぐことができるようになれば生きる自信につながります
稼ぐ能力は生活基盤とメンタルを強固にし
楽しい現在と明るい未来を与えてくれます
我が子がそんな人生を送ることができるように
ご家庭でお子さまに働きかけてあげてください
最後までお読みいただきありがとうございます