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間隔反復

2023/06/02
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

昨日は「アクティブ・リコール」について書きました。

アクティブ・リコール”Active Recall”とは

日本語に訳すると「能動的に思い出す」という意味で、

覚えたいことをインプットして、

それをアウトプットすることが

「アクティブ・リコール」です。

 

人間は一度覚えても、時間が経つと忘れるものです。

「エビングハウスの忘却曲線」によると、

1日経ったら67%も内容を忘れています。

 

「忘れる」ということは、

嫌な記憶を溜め込まないという優れたメカニズムですが、

勉強した内容を忘れてしまっては、

勉強したことが無駄になってしまいます。

 

学習したことを忘れずに長く記憶できれば

成績を上げることができます。

 

そのための方法の一つとして「アクティブ・リコール」

がありますが、

復習することで記憶をより定着させることができます。

 

「間隔反復」とは、

「忘れそうになったら復習、

そしてまた忘れそうになったら復習。

これを繰り返す」ことです。

 

 

 

上の図は、時間が経つにつれて人がどのように

ものを忘れていくのかを表した、忘却曲線です。

 

赤い曲線が示しているように、初めはかなり早いペースで

忘れていきます。

ですが復習(上向きの矢印)を重ねていくことにより、

忘れるスピードが遅くなっていくことがお分かりだと

思います(緑の曲線)

 

忘れそうになるのは、初めは1日後から2日後ですが、

復習を重ねていくと、

最後に復習した日から5日後、10日後というように

忘れる間隔が伸びていきます。

 

こうした特徴を活かし、

覚えていた場合は次の復習までの間隔を長くし、

忘れていた場合は間隔を短くすると、

「忘れそうになったら復習」を実践することになります。

 

これが「反復学習」という学習法です。

 

学力を上げていくためには、

「復習」を繰り返すことが大切です。

定期テストや模試が終わったこの時期は、

終わったからといって気を抜かずに復習に取り組むよう、

お子さまをサポートしてあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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