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イノベーションを起こす子どもに育てるには

2023/01/30
Victoryブログ

こんにちは

Victory学院講師の山田修です

 

1月20日のブログ『稼ぐことができる大人に育てる』で

『これからの社会に求められるのは主体的な人間です

そうした人がイノベーションを起こせる人材です』

ということを書きました

 

この「イノベーション」とはどういう意味なのでしょうか

 

イノベーション“innovation”とは

「これまでになかった新しい組み合わせを見つけ

新たな価値を産み出す」ことです

 

インベンション“invention”と混同されやすいのですが

これは「これまでになかった新しいモノ/コトを創り出し

新たな価値を産み出す=“発明”」ことです

 

例としてよく挙げられるのが

「郵便馬車をいくらつないでも

それによって鉄道を得ることはできない」

という経済学者ジョセフ・シュンペーターの言葉です

 

馬車を引っ張るのは馬だという固定観念がある限り

馬車を改良したとしてもより早い馬車ができるだけです

馬車を引っ張るのは馬じゃなくてもいいのではないか

という従来とは全く違う発想から

蒸気機関と馬車という新しい組み合わせが生まれ

鉄道が産み出されました

 

そして鉄道が産み出されたことで

鉄道網という新たなネットワークや貨物の大量輸送という

新たな価値が産み出され社会が大きく変わるという

イノベーションが起こったのです

 

少子高齢化や働き方改革

デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進など

さまざまな課題が今の日本には存在します

そうした課題を克服するには

イノベーションを起こすことができる人材が必要です

 

文部科学省は学習指導要領を改定して

主体的・対話的で深い学びによる資質・能力の育成を図る

教育が行われています

またイノベーション人材の育成についても

「科学技術・イノベーション基本計画」が策定されており

それに基づいて教育が進められています

 

ですが学校の教育だと

理数系に重点が置かれているように見受けられます

 

本来のイノベーションは上でも述べたとおり

従来にはなかった「発想」によって既存のものを結びつけ

新しい価値を産み出すことです

 

ご家庭では子どもに学ぶことの楽しさを感じさせ

大人になってからも学び続ける意志と力を育むような

環境を作ってください

子どもが自分から興味関心を持ったことは

学ぶことへのモチベーションとなります

それが多ければ多いほど

より豊かな発想力が育まれるのだと思います

 

最後までお読みいただきありがとうございます