『ベストパフォーマンスを発揮するために』
こんにちは
Victory学院講師の山田修です
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)
が始まりました
日本代表選手の活躍やチームの優勝を期待したいですが
中でも注目は大谷翔平選手です
大会前の強化試合では時差ボケが残り
「コンディションは100%になっていない」
と言いながら2本のホームランで6打点と大活躍でした
このように本番で100%のパフォーマンスを出すことは
テストや入試でも求められることです
テストや入試当日にベストパフォーマンスを発揮して
良い結果を出すためには生活リズムを整えて
パフォーマンスを維持できる力を養う必要があります
生活リズムを整えるために必要なことは
「睡眠」「食事」「運動」のバランスです
この3つをバランスよく保ちながら生活することで
コンディションを整え維持することができます
コンディションを良好な状態に保つことができれば
勉強の効率も上がり
成績も向上することが見込まれます
「睡眠」は個人差もありますが
6〜8時間程度必要といわれています
起きているとき私たちの脳は忙しく働いています
その過程で脳機能を鈍らせる老廃物が蓄積されていきます
この老廃物を排出する活動は主に睡眠中に行われます
十分な睡眠をとることで
脳はフレッシュな状態が維持でき
勉強もはかどります
睡眠時間が不十分だと脳の老廃物が除去されないため
起床後頭がボーっとして勉強もはかどりません
「食事」はやる気や集中力といった
メンタル面を整えるために重要です
特に大切にしていただきたいのが朝食です
育ち盛りの子どもは昼と夜の1日2回の食事では
必要な栄養素を補うことができず
身体や脳に必要な栄養を摂ることができません
また朝食抜きで昼食を摂ると
血糖値が急激に上昇します
血糖値の乱れは眠気や集中力の低下などの原因となります
「運動」は勉強の効率アップに関係しています
勉強をしていてもはかどらなかったり
集中力が途切れたりするときがあります
これは脳の特定部分だけを使いすぎて疲れている状態です
そんなときは運動をすると良いでしょう
身体を動かすことで
脳の勉強で使っているところとは違う部分が刺激されます
そのことによって脳が活性化します
活性化すると思考力や記憶力が強化されるので
学習効果が向上します
また身体を動かすことによってドーパミンが生成されます
このドーパミンは「やる気ホルモン」と呼ばれ
勉強を頑張ろうという意欲が湧いてきます
運動は本格的なものでなくても
ウォーキングやストレッチなど
身体を動かす程度のことをすれば十分です
本番でベストパフォーマンスを発揮するために必要な
「睡眠」「食事」「運動」について述べてきましたが
いずれもご家族の協力が必要です
保護者の皆さまはお子さまの様子を見ながら
それぞれできることをサポートしてあげてください
最後までお読みいただきありがとうございます