こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
小学校から中学校に進学すると、
多くの中学1年生は環境の変化に戸惑いを感じます。
いわゆる「中1ギャップ」といわれるもので、
授業についていけなくなったり、
不登校やいじめが起こったりする場合があります。
これは小学校と中学校の間にある違い(ギャップ)により
発生するものです。
まず一番の違いは勉強面です。
小学校と中学校では授業の進め方が全然違います。
小学校は一般的にクラス担任が授業を受け持ちます。
ですが中学校では科目ごとに先生が変わります。
授業の難易度も上がり、スピードもアップします。
また、定期テストも行われます。
この時期に中学生として最初の定期テストが行われます。
そこで成績が悪いとショックを受け、
これからの中学校生活に影響を与えてしまいます。
まずは勉強をしっかり行うことが大切です。
また、小学校以上に広がる横の関係だけでなく、
部活動などの「先輩・後輩」という縦の関係もでき、
最初は戸惑ってしまいます。
これまでに経験したことのない人間関係を
新たに構築しなければいけないのですが、
そうしたことにストレスを覚える子どもも多くいます。
こうしたことが原因で中1ギャップが生まれます。
中学1年生全員に必ず起こるものではありません。
起こったとしても、その度合いには個人差があります。
ですが、中学1年生は思春期にもさしかかり
心も身体も不安定な時期です。
そのようなお子さまの様子に
ご家庭でも不安や心配されると思いますが、
親の不安や心配は子どもに伝わります。
家庭は子どもが安心できる場所であることが必要です。
子どもの不安定な状況を受け止め、
「大変だね」とその気持ちに共感してください。
一緒に散歩に出かけたり、
食事のときにおしゃべりをしたり、
特別なことでなくていいのです。
関わりを持つことで、
子どもは頑張るエネルギーを持つことができます。
学習面につまづきがある場合のサポートも、
勉強の仕方を押し付けることはしないでください。
お子さまの勉強の仕方を知り、
それに合わせた家庭学習のサポートが大切です。
お子さまの勉強のことで御悩みの方は、
私どもVictory学院にご相談ください。
お子さまに合わせた学習指導をご提案いたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。