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過去問を効果的に使うには?

2022/11/17
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

入試本番まで残り数ヶ月、ラストスパートの時期です。

受験生はこの時期過去問に取り組むことが多いでしょう。

より効果的に取り組むにはどうすればいいでしょうか?

 

過去問を解く目的は以下の3点です。

    問題形式や出題傾向を知る

    子どもにとっての難易度を知る

    子どもの弱点を知る

 

まずは「①志望校の問題形式や出題傾向を知る」ことが

過去問演習の最大の目的です。

特に私学は出題傾向は学校ごとに特徴があります。

国公立校でも問題形式や出題傾向は大きく変わることは

ありません。

よく出題される単元や分野、出題形式を把握したうえで、

それに合わせた受験勉強をすることで、

より合格に近づくことができます。

 

「②子どもにとっての難易度を知る」については、

単に偏差値や合否判定だけではありません。

それらは模試や塾内テストで出るので、

子どものおよその実力は把握できます。

ですが入試問題は学校ごとに出題にクセがあります。

例えば、数学は関数の問題は難しいが

図形の問題はそれほど難しくはないであるとか、

国語は論説文の読解問題では記述の解答が多いといった

偏差値だけではわからない子供との相性があります。

そうしたクセを過去問で把握しておくと、

数学は点数は高いけれど関数はあまり得意でない

といった子どもにとっての難易度を知ることができます。

 

過去問を解いて解けなかった問題、わからなかった問題は

確実に理解し解けるようにしておかなければなりません。

それが「③自分の弱点を知る」です。

受験本番までに弱点は克服しておきましょう。

 

では過去問はどのように取り組めばいいでしょうか。

 

大切なことは「時間」です。

入試本番と同じ時間で解いてください。

入試本番では時間制限があります。

難しい問題は後回しにして解ける問題から

確実に解いていくなどの工夫が必要になります。

時間制限をすることで時間配分の練習にもなります。

また入試直前には実際の入試と同じタイムテーブルで、

科目順も同じにして解きましょう。

 

解き終われば「採点」です。

採点は保護者など第三者が厳しく行なってください。

子どもに自己採点をさせると甘い点数になりがちです。

 

採点できたら「解き直し」が必要です。

どこを間違えたのか?なぜ間違えたのか?

理解できていなかったのか?ケアレスミスか?

原因を把握し、理解できるまで解き直しを行ないます。

 

採点や解き直しは親では対応が難しい場合もあります。

そのようなときは塾や予備校の先生などに任せることも

一つの方法です。

集団指導の塾や予備校の場合聞きにくいこともあります。

その場合は個別指導の塾や家庭教師に過去問指導を

依頼してください。

 

個別指導塾のVictory学院ではご相談に乗りますので、

いつでもお問い合わせください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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