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無意識に

2021/09/23
Victoryブログ
こんにちは。
塾頭山崎です。

今日も弊教室のホームページにお立ち寄り頂き、
誠にありがとうございます。

脳科学では、脳のInputが重要だと言われています。
長期記憶に情報を保存するために「何度も繰り返し」
言ったり、書いたりすることが重要だと聞いたことが
あると思います。


保護者世代の人は、暗記物(特に漢字や英単語)を
する時に何度も何度も書いた経験があると思います。
これをすることで脳が「重要」だと判断すると。


それと同じように普段発している「言葉」も
実は非常に重要なのです。


昨日午後、青葉中で英語の補習授業を行いました。
来週が試験なので先週と今週1回ずつ1時間だけ
でしたが、中3生の希望者向けに行いました。


参加してくれた生徒は、英語が得意な子もいれば
苦手な子もいました。

注目すべきなのは、苦手な生徒ほど、常に
「マイナス」な言葉を発し続けているのです。

「私、無理」

「こんなのできない」

「難しすぎる」

「覚えられない」

私は、その生徒からこのような言葉を
聞いたら、すぐに「ネガティブ発言しない!」
と注意しました。


しかし、何度も何度も言っていました。
しまいには周りの生徒からも
「ネガティブ発言!」と言われていました(笑)


この生徒にとって、もう潜在意識の中に
「自分は英語ができない」ということが
「刷り込まれている」のです。


そして、それが「言葉」として出てしまい、
その言葉を自分が聞くことによって、
「更に強化」されていくのです。


「子供たちのマインドを変えてあげたい」
と思っています。うちの塾でも同じです。
ネガティブ発言を聞いたら注意します。


青葉中から帰ってきて、自分の授業を
していた時に生徒が口にした言葉、

「どうしてこんなにできないんだろう?」


この言葉を発したら出てくる答えは何でしょう?


「できない理由」がたくさん出てくるでしょう。


そうではなく、


「どうしたらできるようになるだろう?」
と自分に質問しなければなりません。

そうすれば、できるようになる「やり方」を
探すようになります。


「なんで○○なんだろう?」という質問は
「理由」を探しますよね。
それでは解決になりません。


その話を本人にしたら

「確かに!」

と言っていました。

そして、
「でも、今までずっとそういう風に言ってきた」
とも。


結局、苦手な子というのは
「できるようになりたい!」
と思っていると思うのですが、

自分への質問が「できない理由」を
探す質問ばかりしてしまっているので

「自分はできない」

が繰り返し刷り込まれていくのです。


「無意識」の力はものすごい強いです。
その人を形作っているのです。


では、変えられないのでしょうか。


そんなことはありません。


「今」の自分は「過去」の自分が創り上げたものです。


「今」から「意識」して「言葉を変えていけば」
「未来」の自分は変わっているでしょう。


頭の中で思ってしまうことをコントロールはできませんが、
「口にするかどうか」はコントロールできます。

マイナスやネガティブ発言を口にしてしまったら、
プラスやポジティブ発言で「上書き」すればいいのです。


そんな「すぐ」に人は変わりませんが、
「意識」していれば、人は変わっていきます。


今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。