こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
お子さまにも嫌いな教科があると思います。
数学や理科、英語を勉強する前から「嫌いだ」と思って
いる子どもはいないでしょう。
では、なぜ嫌いになったのでしょうか?
一番の理由は「出来ない」からです。
「出来ないから勉強したくない」
↓
「勉強しないからテストの点数が低い」
↓
「親や先生から注意を受ける」
↓
「その教科がますます嫌いになる」
この負のスパイラルから抜け出すには
どうすればいいでしょうか?
嫌いな教科が突然好きになることはありません。
好きになるためには、
得意な教科は、
「出来るから勉強が進む」
↓
「テストでいい点数を取る」
↓
「親や先生からの評価が高まる」
↓
「その教科がますます好きになる」
という正のスパイラルが成立しています。
あるアンケートによると、
好きな教科と苦手な教科は共に「算数・数学」です。
その理由として、
「好き」は「問題が分かった時に達成感がある」、
「苦手」は「計算が難かしい」
が挙げられています。
(ニフティ「好きな教科・嫌いな教科」に関する
アンケート調査、2021年)
ですので、「嫌い」を「好き」に変えるためには、
「出来ない」を「出来る」にしていきましょう。
例えば、数学が嫌いであれば、出来るところまで戻って
勉強しなおしましょう。
中学1年生の最初に習う「正負の数」が苦手であれば、
そこまで戻って勉強すればいいのです。
分数の計算ができないのであれば、小学校まで戻って
やり直せばいいのです。
出来ることから始めて、
出来るという成功体験を積み重ねていくことで、
徐々に自信を持てるようになることが大切です。
出来ないことをそのままにしておくと、
その教科は出来ないと思い知らされることになります。
そんなことを思い知らされるのは、
子どもにとっても嫌なことです。
親御さんも、お子さまが嫌いな教科を克服する取り組みを
自分から取り組むことができるよう、
お子さまをサポートしてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。