こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
令和6年度大学入学共通テストの出願受付が
9月25日から始まっています。
入試本番が近づき、「やるべきことは何なのか」を
しっかりと把握して、勉強を進めていく必要があります。
ですが、「どのように過ごしたらいいのか分からない」
「今やっている勉強方法が正しいのか」と不安を覚える
子どももいるでしょう。
10月に入ったら「入試までの残り期間」を
意識しましょう。
令和6年1月13日(土)、14日(日)に行われる
大学入試共通テストまで残り日数は3ヶ月と10日です。
私大入試や国公立二次試験までは4ヶ月ほどです。
この期間で問題演習を終えて、
志望校の入試に対応できる力を養う必要があります。
12月は共通テスト対策が中心となるので、
私大入試・二次試験対策に費やすことができる時間は
実質10月・11月の60日です。
これら全てを完成させるためには
入試までの残り日数を把握し、計画を立てましょう。
今取り組んでいる問題集をいつまでに終えるのかを
前もって考え、残り期間でやり残しがないように、
月間・週間・一日の計画をそれぞれ立てると良いです。
計画を立てている場合は、見直しをしましょう。
10月に取り組むべき勉強は「問題演習」です。
とにかく問題を解き、実践を積むことを意識しましょう。
入試本番では難しい問題を解くよりも、
解き方のパターンが決まっている典型問題を
いかに落とさないかのほうが大切です。
問題演習は一度だけ解いて終わるのではなく、
復習もしっかり行い、定着させる必要があります。
定着できているかどうかの基準は、
「問題を見ただけですぐに解き方を思いつき、
実際に解くことができる」
です。
間違えた問題は何度も解き直し、定着させましょう。
また、週末に1週間で問題を見直すようにすれば、
より定着がはかれます。
なお、10月までに基礎が固まっていない教科があれば、
その教科は過去問に取り組む前に
基礎固めを優先して勉強しなければなりません。
この時期の受験生は不安や悩みを抱えて
勉強が進まないこともあるかと思います。
そのような中で親までもが不安になったり
「なんとかしやきゃ」と力みすぎてしまうのは危険です。
無理をしていることは子どもに伝わり、
かえって子どもの負担となることもあります。
健康管理や進路相談など子どもの不安を少しでも解消し、
モチベーションを保つようサポートしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。