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テンションを上げる

2023/10/12
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

テスト前で勉強をしなければいけないのに

なかなかやる気になれない。

子どもにはそんな時があるかと思います。

 

テンション“tension”は本来「不安」「緊張」を意味します。

ですが日本では「気持ちが高まっている状態」と、

ポジティブな意味でとらえられています。

 

テンションが上がると脳内に「ドーパミン」という

神経伝達物質が分泌されます。

このドーパミンはやる気だけでなく思考力や決断力も

向上させます。

テンションが高い状態だと脳のパフォーマンスが

高い状態で勉強に取り組むことができます。

 

では、テンションをあげて勉強をやる気に満ち溢れ、

精力的に取り組んでいる状態を作るには

どうすればいいでしょうか?

 

テンションを上げるには

テンションを上げる行動をとりましょう。

 

まず第一に睡眠をとりましょう。

テンションを上げようとしても眠気の方が勝ってしまい、

行動に移すことができません。

小中高校生の睡眠時間は8時間以上必要とされています。

睡眠は必要量取るようにしてください。

 

テンションを上げる行動の中でも、

最もやりやすいのが大声を上げることです。

大声にはアドレナリンが分泌される作用があります。

 

笑うこともテンションを上げるためにいい行動です。

笑うというのも筋肉の運動であり、

少なからず脳内物質が分泌されます。

笑うことで脳が楽しくなっていると錯覚させれば、

大声を上げるときのように脳内物質が分泌され、

自然とテンションが上がります。

 

身体を動かすこともテンションを上げる行動です。

身体を動かすことで、ドーパミンやβエンドルフィンが

分泌されます。

ドーパミンは上でも述べましたが、

βエンドルフィンは気分の高揚や幸福感などが得られる、

脳内麻薬とも呼ばれる脳内物質です。

 

2つの物質は行動により分泌のされ方に違いがあります。

ドーパミンは5分間の手の運動で分泌され始めます。

βエンドルフィンは20分間の有酸素運動で

分泌され始めます。

特にドーパミンは勉強は始めて5分で分泌されます。

勉強のテンションを上げるには、

まずは勉強を始めましょう。

 

テンションを上げることは、瞬発的なやる気を引き出し

目の前にある課題をクリアするために有効な方法です。

長期的な課題を解決するにはテンションではなく

モチベーションが重要です。

 

ですので、目の前のテストをどうにかしたいときは

テンションを上げましょう。

受験勉強のように長期的に勉強を進めるには

モチベーションを高めることが必要です。

 

テンションを上げることは、子どもだけでは難しいです。

親御さんのサポートによって

子どものテンションを上げていきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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