こんにちは
Victory学院講師の山田修です
勉強ができる子どもとできない子どもの差は
どこにあるのでしょうか
頭の良し悪し?
勉強量?
勉強の仕方?
塾に通っているかどうか?
もちろんそれらも要素としてあると思います
ですが最も重要だと私が考えているのは「思考法」です
「思考法」というと難しく考えてしまいますが
簡単に考えましょう
それは「シンプル思考」です
明日は英語と社会のテストがあるとすると
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と
いろいろなことに手を出して
かえって焦点が絞れず
勉強量の割りに成績が伸びないということもあります
そんなときにやるべきことを整理するのに役立つ
シンプル思考として「トリアージ」というものがあります
これは医療用語のことで
大事故や災害で多数の患者が出たときに
重症度や緊急度に応じて手当の優先順位をつける手法です
勉強する時の優先順位の付け方は
① 得意不得意
② 必要度
の2つの観点があります
① 得意不得意 は受験勉強での優先順位の付け方です
得意科目と不得意科目で得点差が大きければ
合格は難しいです
例えば得意科目が80点で不得意科目が30点とすると
合計200点中110点では合格できません
合格のためには不得意科目の成績を上げることを優先して
勉強するべきです
それによって不得意科目の成績が上がり克服できれば
優先する勉強科目を変えていきます
② 必要度 は定期テストの際の優先順位の付け方です
明日英語と社会のテストならば
その教科を最優先に取り組むべきです
各教科も目標点数を取るために不得意なことや
まだ取り組めていないことを優先して取り組みます
受験勉強でも定期テストや模試で弱点の内容を
まず取り組みましょう
「あれもこれも」ではなく
シンプルに取り組むべきことや優先すべき順位をつけ
本当に大事な1%に100%に集中しましょう
そうすることで勉強を効率よく進めることができます
途中で優先順位が変われば
その都度自分がやるべきことを考えて
臨機応変の対応をするよう心がけましょう
お子さまが勉強に行き詰まっているようであれば
こうした観点からお子さまにお話をしてあげてください
最後までお読みいただきありがとうございます