塾頭山崎です。
今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き
誠にありがとうございます。
この週末、ある講座を聞いて、ぞっとしました。
まだまだ「自分は関係ない」と思っていたことが
実はそうではないかもしれないと思わされたのです。
完全紹介制の講座だったのですが、
日本の将来について話を聞きました。
ご存知のように日本は「少子高齢化社会」です。
政府の長年の「無策」のせいで全然少子化に
歯止めがかけられていません。
そして、バブル崩壊後の日本は30年間、
ほとんど成長していないのです。
お父様のお給料が上がっているのであればいいの
ですが、ほとんどのお給料は上がっていないのです。
そんな中、安倍長期政権で「異次元の金融緩和」が
行われ、現在も継続しています。
「異次元の金融緩和」とは、一体どういう事なのでしょうか??
簡単に言えば、「お札をどんどん刷っている」のです。
よく考えてみてください。
野菜のトマトが今年取れたとします。
トマトの値段は上がりますか?下がりますか?
そう、下がります。
同じようにサンマが大漁が続いたとします。
サンマの値段は上がりますか?下がりますか?
そう、下がります。
当たり前ですよね。
では、お札がどんどん刷られたとします。
お金の価値は上がりますか?下がりますか?
そうなのです、下がるのです。
だから、ずっと円安になっていますよね。
「円安」と聞いたら、
「貿易立国の日本にはいいはずではないか」
という意見が出て来そうですね。
確かにそういう面はあると思いますが、
昔の日本ほど恩恵を受けていないのです。
なぜなら、「現地生産」が増えているのです。
それに資源がない日本は石油を始め、たくさんの
ものを輸入しなければなりません。
円安になればなるほど「コストがかかる」のです。
その証拠に今月からたくさんのものが
「値上がり」しましたよね。
実は、この「値上がり」はずっと続いているのです。
私たちの知らないところで...
例えば、
お菓子類、
値段はそのままですが、容量が減っていますよね。
これは実質の値上げです。
今までと同じように生活していると「物足りなさ」
を感じるか、同じ量を消費しようとすると、より
お金がかかるようになります。
お金をたくさん刷ったことで銀行の預金金利が
「ただ」みたいに低くなりましたね。
1,000,000円を1年間預けていても、20円しか利息がつかないのです。
日本人は「元本保証」が大好きですよね。
でも、よくよく考えてみてください。
銀行に1,000,000円預けて置いても、物価が上がっていけば「買える」ものは減っていきます。
円安が進んでいるということは
今まで100円で買えていたものが
120円出さないと買えない、という意味です。
財務省が数年前に「2000万円問題」というものを発表しました。
老後の資金が「足りなくなりますよ」と警鐘をならしたのです。
しかし、平均寿命が延びる中、親の介護をしながら年金生活を送らなければならない人が増えています。
「老老介護」です。
はっきり言って、日本の年金制度は破綻しています。
少子高齢化で「限界」が来ているのです。
私たちは真剣に自分の「老後資金」について考えなければならない時期に来ています。
このまま、何もしなければ、知らないうちに預金もなくなってしまうという事態になりかねないのです。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。