塾頭の山崎です。
今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り
頂き、誠にありがとうございます。
「なぜ勉強しなければならないのか?」
この質問がお子様からされた時
あなたはどのように返答しますか?
「いい会社に入るため」
「いい大学に入るため」
「いい高校に入るため」
「いい仕事に就くため」
などなど
色々な返答の仕方があると思いますが、
これらの「答え」にお子様は納得するでしょうか。
長引く不況で、お給料がほとんど上がっていない
状況下、これらの「定番」の答えが子供たちに
なかなか響かなくなってきています。
そんな中、先生と生徒のこのような会話を
聞きました。
生徒「なんで勉強ってしなきゃいけないんですか?」
先生「ほう」
生徒「数学とかって実際に使うこと、ほとんどないじゃないですか」
先生「まーなー。まあ、あるとすれば『4000円の服が3割引き=2800円』っていうときの計算ぐらいかもな」
生徒「じゃあ意味ないっすよね?」
先生「それはねえ…(といって海の絵を描く)、勉強はねえ、例えて言うと海底に砂をためるようなもんだわな」
生徒「?」
先生「水面下に砂をためている作業は、地上にいる大人たちからは見えないから大人は評価してくれないのよ」
生徒「…はい」
先生「小学校から高校まではずっと海底に砂をためている作業ばっかりよ」
生徒「はい」
先生「でも、これが大学生や社会人になる頃に、海水面から姿を表すわけ」
生徒「ほー」
先生「で、水面から飛び出た部分を『島』と考えてみ? 水面下にたくさん砂をためた人のほうが大きな島ができる。」
生徒「確かに」
先生「この島が大きい人=勉強を頑張った人、と評価されるのよ」
生徒「へー」
先生「小学生から高校生の勉強って確かに地味よ。けどね、大学生や社会人になって初めて勉強した量が評価されるっていうとわかる?」
生徒「なるほど」
先生「ほう」
生徒「数学とかって実際に使うこと、ほとんどないじゃないですか
先生「まーなー。まあ、あるとすれば『4000円の服が3割引き
生徒「じゃあ意味ないっすよね?」
先生「それはねえ…(といって海の絵を描く)、勉強はねえ、例え
生徒「?」
先生「水面下に砂をためている作業は、地上にいる大人たちからは
生徒「…はい」
先生「小学校から高校まではずっと海底に砂をためている作業ばっ
生徒「はい」
先生「でも、これが大学生や社会人になる頃に、海水面から姿を表
生徒「ほー」
先生「で、水面から飛び出た部分を『島』と考えてみ? 水面下にたくさん砂をためた人のほうが大きな島ができる。」
生徒「確かに」
先生「この島が大きい人=勉強を頑張った人、と評価されるのよ」
生徒「へー」
先生「小学生から高校生の勉強って確かに地味よ。けどね、大学生
生徒「なるほど」
というような会話でした。
この生徒は、ずっとモヤモヤしていたそうですが、
先生からこの話をされて
「すっきりした」
と言って帰っていきました。
これからこの生徒がどのように「行動」を変えていくのか、しっかりと見守っていきたいです。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。