Victory学院講師の山田修です。
本日は言葉について書いてみます。
どのような言葉をかければ子どもは聞いてくれるのでしょうか。
先に挙げたtweetも
「帰ろう」という後ろ向きの言葉ではなく
「行こう」という前向きの言葉をかけることで
子どもが自ら動くようになった例といえます。
私たちは言葉によって考えや感情を伝えています。
伝えられた言葉によって考えを変え、行動を変えたりします。
しかし、それだけに言葉の選択は難しいいといえます。
ましてや我が子にどのような言葉をかければよいか。
親子だと特別な感情が出てしまい、
喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
「子どもがちっとも言うことを聞いてくれない」
そうお思いの方は、次の2つを思い返してください。
①その言葉で子どもがやる気になったか?
子どもにはその子の心があります。
「心が動く言葉になっていたか?」
「自分だったらその言葉でやる気になったか?」
②その言葉で子どもが行動したか?
我が子に「◯◯しなさい」と命令口調で言ってしまいがちです。
自分が命令口調で言われて素直に行動に移せるでしょうか。
子どもが言うことを聞いてくれない場合、
この2つが欠けていることが多いです。
自分本位、親本位になっている可能性が高いのです。
では具体的にどのような言葉をかければよいでしょうか。
我が子に言いがちな言葉で考えてみます。
×「点数が悪かったんだから英語をもっと勉強しなさい」
◯「点数が良かった数学をもっと伸ばしていこうね」
×「ちょっとは手伝ってよ」
◯「困ったわ、助けて」
×「早くやりなさい」
◯「とりあえず1分だけやってみたら」
×「ゲームばっかりしてないで宿題しなさい」
◯「いつゲーム終わる?」
命令口調ではなく、やりたくなるような声かけは
様々あると思います。
皆さまもいい声かけの例があればぜひ教えてください。
最後までお読みいただき、有難うございます。