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音楽を聴きながらの勉強はOK?

2022/05/06
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

みなさんのお子さまは音楽を聴きながら
勉強されているでしょうか。

我が子が音楽を聴きながら勉強をしていると、
「集中して勉強しなさい!」
とついつい怒ったりしていませんか?

ですが私も中学・高校生の頃は音楽深夜放送を
聴きながら勉強していました。

皆さまも仕事や家事の最中にBGMを流していることも
多いと思います。

ある調査では中学生の約5割、高校生の約7割が
音楽を聴きながら勉強をしているという結果でした。
(ベネッセ教育研究所『中高生のICT利用実態調査』より)

勉強と音楽の関係は実際のところはどうなのでしょうか。

音楽を聞くメリットとしては
・集中できる
・リラックスできる
・モチベーションが上がる
などの意見が出されます。

一方でデメリットとしては
・集中出来ない
・頭に入らない
との意見が多数です。

科学的にはどうなのでしょうか。

脳科学的には無音状態だとパフォーマンスが下がったり、
気が散りやすくなったりすることが知られています。
カフェなどで勉強した方が勉強が捗るのはこのためです。

音楽を聴きながらやる勉強と相性がいいのは、
英単語や漢字の書き取りや暗記といった単純作業です。
音楽を聴きながら作業すると飽きずに続けることが出来、
「これはあの曲を聴いていた時に覚えた単語だ」
というような効果もあります。

反対に音楽を聴きながらの勉強に向いていないのは
初めて取組む内容の勉強や英文や国語の読解、数学の証明
など記述式の問題に取組むときです。
特に歌詞がある音楽は、歌詞に思考が邪魔されることが
多いので、お勧めできません。

勉強中に聴く音楽としては
・歌詞の無い曲
・聴き慣れている曲
を、勉強の邪魔にならない音量でかければ良いでしょう。

勉強中に音楽を聴くことは
決して悪いことではありません。

ですが試験本番では音楽は流れていません。
音楽を聴くことに慣れてしまうと試験本番で集中できない
といった状況を招く恐れもあります。

音楽を聴かなくても集中して勉強に取り組めるよう、
休憩を挟むなどをお子さまに声かけしてあげてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。