こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
勉強に疲れたとき、お子さまはどうしていますか?
休憩したり、音楽を聴いて気分転換を図るなど
さまざまな方法があります。
そうした方法の一つに「笑うこと」があります。
「笑う門には福来る」
ことわざにもありますが、笑うと気分が明るくなり、
ストレスも少なくなります。
また健康効果もあるなどメリットが多いです。
① 脳の働きを活発にする
笑うと脳の中の大切な器官である海馬が活性化
します。
海馬は記憶に関わる器官で、笑うと容量が増えて
記憶力が向上します。
② 免疫力の向上
笑うと体内のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)
が活性化されます。
NK細胞はガンやウイルスから体を守ります。
お子さまの体調管理の面からも免疫力の向上は
大切です。
③ リラックス
笑うことで脳波の中でアルファ波が増えて
脳がリラックスします。
また交感神経が促進し、リラックス効果が
もたらされます。
④ ストレス発散
笑うとドーパミン、アドレナリン、コルチゾール
などの快楽に関係するホルモンが分泌され、
ストレス解消につながります。
以上のように笑いはさまざまな効果がありますが、
笑うことは苦手だという子どももいるでしょう。
また勉強で気持ちが張り詰めていると
笑う気持ちにならないということもあります。
そんなときは作り笑いでも十分効果があることが
わかっています。
「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」
(ウィリアム・ジェームス、米心理学者)
という言葉もあります。
作り笑いでも顔の筋肉を動かすことで
脳が刺激を受けます。
そうして脳が騙されることで、NK細胞が増えて
免疫力が向上したり、ストレスが緩和されるなどの
効果があります。
いい笑顔を作るには
・口角が上がっている
・目が笑っている
の2点が大切です。
笑顔を作るときもその2点を意識してください。
笑顔は長寿・幸せな人生を引き寄せます。
アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の
心理学研究チームが約30年かけて卒業生141名の
その後の人生を追跡しました。
すると卒業アルバムに笑顔で映っていた人たちは、
笑顔でなかった人たちと比べて成績優秀で
満たされた結婚生活を送り、健康で幸せな人生を
過ごしたことが判明しました。
笑顔でいることがいかに大切かがお分かりかと
思います。
我が子が笑顔でいられるように親ができることは、
親が笑顔でいることです。
また親が我が子に前向きな言葉をかけることで
子どもの気持ちを前向きにし、
笑顔が引き出されます。
そうした役割を果たせるよう笑顔でいることを
心がけてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。