こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
夏休みに入り自由になる時間が増えると、
インターネットで動画やゲームを楽しんだり、
休み中に会えない友達とSNSで連絡を取り合うなど
いつもよりも長い時間インターネットを利用する
子どもが増えると思われます。
ある調査によると、夏休みにスマートフォンを利用する
時間は増えると約7割の子どもが回答しています。
また、増えると答えた子どもの平均増加時間は
184.4分(約3時間)となっています。
長時間の利用が子どもたちの生活におよぼす影響は
決して小さくありません。
夜更かしをして生活リズムが狂ったり、
勉強に集中できなくなります。
また夜遅くまでインターネットを使う習慣が治らず
新学期になっても朝起きれなくなるといった弊害が
あります。
これはインターネットが悪いのではありません。
インターネットは誰でも使っています。
ですが、成績の良い子は使っていいときと
そうでないときをわかっています。
勉強しなければならないときは勉強をしています。
成績が伸びない子はその使い分けができていません。
勉強しなければならないときもインターネットを
みてしまいます。
ご家庭でも禁止にするのではなく、
使い方に注意してあげてください。
インターネットは大変便利なものですが、
一方でさまざまなトラブルに遭う事例も増えています。
夏休み中は友達と会う機会が減り、SNSによる文字だけ
のコミュにケーションが多くなります。
A「明日遊びにこうよ」
B「私を行きたい」
C「何でくるの?」
Cは交通手段を確認するつもりでしたが、
Bは「あなたは来るな」という意味で捉えました。
文字だけだと誤解を生み、喧嘩やいじめにつながること
もあります。
メッセージを送る前に文面を読み返してください。
不適切な投稿も気をつけたいです。
夏休み期間はお祭りやイベントが多く開催されます。
友だち同士で遊びに出かける機会も増えます。
そこでつい羽目を外してしまい、
飲酒や喫煙などの違法行為や、川に飛び込むなどの
危険行為をおこなったりすることもあります。
それをSNSに投稿してしまう子どももいます。
こうした投稿をしてしまうと、
投稿を見た人たちから非難のコメントが集まったり、
個人情報を探られるなどの可能性があります。
不適切投稿を防ぐには子どもの自覚に任せるのではなく、
家庭で不適切投稿をしていないかを確認する習慣を
つけてください。
夏休みはインターネット利用の問題が
起こりやすい時期です。
子どもとインターネット使用について話し合い、
問題がないか確認してください。
万が一トラブルが生じたときは、
子どもが一人で抱え込まずにすぐに親に相談するよう
伝えてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。