こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
10月に入り秋の訪れを感じるようになりました。
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、
皆さまはどのような秋を過ごされるでしょうか。
夏から秋へと季節が変わるこの時期は、
夏の疲れがドッと出て体調を崩しやすい時期です。
そのため自律神経に乱れが生じ、
「秋バテ」とよばれる症状を引き起こしてしまいます。
この「秋バテ」は夏バテと同じような
身体が疲れやすい、だるい
胃腸の調子が悪い
食欲がない
などの症状が現れます。
秋バテになると意欲が低下し、
長引くと勉強に悪影響を及ぼしてしまいます。
特に受験生にとって追い込みの大事な時期に
勉強ができなければ大変です。
受験まで限られた時間を有効に使うためにも
体調管理は万全にしておきたいですね。
この秋バテは寝不足、運動不足、栄養の偏りなど
生活習慣の乱れにより引き起こされます。
お子さまが夜遅くまで起きている、
朝起きれなくて朝食を食べないまま登校する、
などの様子が見られるようであれば、改善が必要です。
早寝早起き、3食しっかり食べるなど生活サイクルを
立て直すようにしてあげてください。
何よりも睡眠時間の確保が大切です。
宿題や勉強などやらなくてはならないことが多いですが、
思い切って勉強を切り上げて、早寝早起きを心がけるよう
お子さまに言ってあげてください。
宿題が終わらないようであれば、朝早く起きてするなど
時間の使い方を工夫するように、子どもも考え始めます。
寝つきが悪いようであれば、湯船にゆっくり浸かることも
効果的です。
私も時々スーパー銭湯に行き、足を思いっきり伸ばして
湯船に浸かりますが、身体が芯から温まり疲れも取れて
本当に極楽ですね。
適度な運動も欠かせません。
部活動をしている以外の子どもは登下校に歩くことや
体育授業以外に身体を動かすことがない場合もあります。
ですが、歩くときにダラダラ歩くのではなく、
ゆっくりと大きな呼吸を行い、姿勢を正して歩くだけでも
効率の良い運動になります。
日光を浴びて歩くことで、脳内にセロトニンという物質が
分泌されますが、これは精神を安定させる働きがあると
されています。
食事で栄養を摂ることも大切です。
この時期は
・旬の食材(きのこ、イモ類)
・身体を温める食材(生姜、ニラ、ニンニクなど)
・ビタミンB1を多く含む食材(豚肉、玄米、ゴマなど)
などを積極的に食べることで秋バテが改善されます。
これからは風邪やインフルエンザが流行する時期です。
新型コロナもまだまだ心配です。
お子さまだけでなくご自身の体調管理もしっかり行い、
お子さまの勉強を見守ってあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。