本気でやる! 個別指導で君のVICTORYを勝ち取る!

トップページ >ブログ >ルールを守る

ルールを守る

2022/11/09
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

先日東京で開かれた将棋対局で棋士がマスクを外して

対局したために反則負けとなるニュースがありました。

日本将棋連盟は新型コロナウイルスの流行を受けて

「対局中は、一時的な場合を除き、マスク(原則として

不織布)を着用しなければならない」と定めていました。

 

「ルールだから守るべき」

「注意や警告もなしにいきなりの反則負けは厳しすぎる」

「そもそも将棋の対局にマスクは必要なのか」

様々な声があがっています。

 

ルール【rule】規則。通則。準則。例規。(広辞苑)

辞書にはこのように載っています。

 

私たちの周りには「社会のルール」「生活のルール」

「家族のルール」などに様々なルールが存在しています。

法律のように社会全体で守るべきルールとして

定められているものもあれば、

決められた日にゴミを出すなどその地域のルールなど、

いろいろなルールがあります。

 

こうしたルールは私たちが安心して生活するために

大切な役割を持っています。

例えば、人からお金を奪うことは犯罪行為です。

それを行った人は罰が与えられるというルール=法律が

あります。

もしそのルールがなければ人からお金を奪うことが

当たり前の世界になってしまいます。

 

ルールがあることで私たちは人からお金を奪われるという

不安からはとりあえずは免れることができます。

 

ではルールは全て守らなければならないのでしょうか。

 

そんなことはありません。

ルールの中には何のために決められているのかわからない

ものや時代に合わなくなってしまったものがあります。

よく話題になるブラック校則も

「誰のために」「何のために」という視点を持つことで

見直す方向が見出せます。

 

またルールはルールだとして決められたとおりに

行動しなければならないとすると

かえって不自由になることもあります。

最初にあげた反則負けの例はこれに当てはまるでしょう。

 

みんながお互いを思いやり支え合いながら生活することで

社会は成り立っています。

罰則を与えられるからルールを守るのではなく、

他人に迷惑をかけないため、不快な思いをさせないために

ルールを守るという視点を持つことが必要です。

保護者の皆さまはそうしたことをお子さまに伝えるよう

心がけていただきたいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

アーカイブ