こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
算数・数学が苦手な子どもは多いと思います。
「時間が足りなくて最後まで解けなかった」
という子どもは多いです。
時間が足りない原因の一つに
計算に時間がかかっていることが考えられます。
計算に時間を取られて後の考える問題に十分な時間を
かけることができずにテストが終わってしまう。
これは非常にもったいないことです。
計算力はトレーニングにより上げることができます。
今日はその方法について述べてみます。
計算力は「速さ」と「正確さ」のどちらも求められます。
計算は正確にできたとしても時間内にできなければ
意味がありません。
と同時に速くできたからといって間違ってしまえば
得点できません。
ですので「速さ」と「正確さ」のどちらも高める必要が
あります。
「速さ」を高めるためには普段の勉強のときから
時間内に解くという意識を持つ必要があります。
計算問題集には制限時間や目安の時間が書かれている
ものがあります。
そうした問題を解くときは時計を用意して
取り組みましょう。
「正確さ」を高めるためには、
計算が楽になる方法も考えましょう。
例えば『49×50』を計算するとき、
筆算で解けば正確に解くことができます。
小学生ならばこれでもいいでしょうが、
中高校生では筆算を使っているようでは遅いです。
『49×50={(50―1)×100}÷2
=(5000−100)÷2
=4900÷2
=2450』
と頭の中で式を立てて計算すれば
より速く、より正確に解くことができます。
こうしたテクニックは参考書やネットに載っています。
ですがそうしたテクニックは計算の基礎が身についてから
使いましょう。
計算の基礎とは四則計算や分数計算など、
計算法則に従って解くことです。
それができないままだと、そのテクニックを使う意味が
わからないので応用が効きません。
計算の基礎を身につけるには反復練習しかありません。
学校ワークレベルでいいので、
全問正解できるまで何度も繰り返し解きましょう。
算数・数学の基本は計算力です。
算数が苦手だ、計算問題ができないお子さまは
まずは計算の基礎を鍛えてください。
そのうえで「速さ」「正確さ」を身につけるように
ご家庭でもみてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。