こんにちは
Victory学院講師の山田修です
新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
新年は新しいことを始めるのに良いタイミングです
そのときに抱負を定めると
新しい一年を勢いよくスタートを切るための気持ちが
充実したものになります
抱負とは「心の中に抱いている決意や希望」のことです
抱負を定めるときは
到達すべき目標と目標達成までのプロセスを
明確にする必要があります
「漢検3級に合格するために
1日1時間テキストを使って勉強する」
と合格するための方策を具体的に挙げることが必要です
このことを保護者の方が理解しておかないと
我が子が新年の抱負を述べるときに
それが単なる目標を述べているのに過ぎないのではないか
と気づくことができません
子:「今年の目標は『英語の点数を30点上げる』だよ」
親:「頑張りなさい」
では抱負を述べる意味がありません。
子:「今年の目標は『英語の点数を30点上げる』だよ」
親:「そのためにどうすればいい?」
と点数を上げるプロセスをはっきりさせる必要があります
抱負を正しく設定することにより
以下のメリットが生じます
【やるべきことが明確になる】
抱負を設定するとやるべきことが明確になります
「英語の点数を30点上げる」ためにはどのような勉強を
しなければいけないのかがはっきりとわかります。
【見通しを立てやすい】
「英語の点数を30点上げる」ためにどのような勉強を
どの時期にどれくらい進めなければならないか
が明確になり見通しも立てやすくなります
【達成感が得られる】
自分で定めた抱負が達成できると
成し遂げたという達成感を得ることができます
成功体験を積み重ねることで
「やればできる」という自信が身につき
自己肯定感の向上にもつながります
我が子が新年の抱負を定めるときに
保護者はどのように関わればいいでしょうか
子どもが自分で抱負を決めたと思えることが大切です
皆さまはサポートに徹して
子ども自身の意思や意見を尊重することが大切です
新年の抱負ということで大きなことを決めがちですが
あくまで実現可能な内容で定めるよう
保護者がアドバイスをしてあげてください
長い時間がかかる抱負の場合
モチベーションが続かず挫折することもあります
その場合は
○1年間で問題集を12冊やり切る
○そのために1か月で1冊終わらせる
○1か月で1冊終わらせるために毎日3ページ取り組む
とできるだけ細かく決めると続けやすくなります
保護者の皆さまは子どもとよく話し合って
抱負が達成できなくても取り組んだことを認め
「いつでも応援しているよ」と伝えてください
最後までお読みいただきありがとうございます