こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
“We shall never know all the good
that a simple smile can do.”
「笑顔には想像もできないほどの可能性がある」
これはマザー・テレサの言葉です。
毎日の生活の中で、イライラすることや
落ち込んでしまうことは誰にでもあります。
もちろん子どもでもあります。
ですが、怒って過ごすよりは、笑顔で過ごした方が
気分もいいですし、ストレスも軽減されます。
笑うと脳内ホルモン「エンドルフィン」が分泌されます。
エンドルフィンは幸福感を感じさせ、
心身をリラックスさせることができます。
さらに、リラックスすることによって
記憶力や集中力が向上します。
脳内で記憶をつかさどっているのは
「海馬」という部分です。
この海馬はストレスに弱いという特性があります。
「今日中にこれだけは覚えないといけない」
と自分を追い込みながら記憶すると、
強いストレスによって神経細胞はダメージを受けます。
その結果、記憶力も低下してしまいます。
記憶力を最大限発揮するためには、
ストレスのないリラックス状態がベストです。
リラックスしているときに、
人の脳内ではアルファ波が発生します。
このアルファ波は笑ったときに大量に発生します。
つまり、笑うことによって心理的ストレスが解消され
記憶力や集中力を高めることができるのです。
また、笑顔の人の方が話しやすい印象を与えます。
笑顔は「あなたを受け入れます」というサインです。
相手と距離を縮め、信頼関係を築きやすくなります。
この笑顔は、「作り笑顔」でも効果があります。
笑顔を作るだけで脳は笑っていると錯覚し、
ポジティブな感情が誘発されます。
この作り笑顔は、
・口角(唇の両サイド)をあげる
・目尻にシワをつくる
の二つの条件を満たす表情によりつくることができます。
笑顔は周りに伝わります。
親が笑顔だと、子どもも笑顔になります。
笑顔で話を聞くことで、
子どもは安心感を得ることができます。
安心感が得られることで信頼関係が向上し、
お互いの幸福感が増します。
子どもたちのためにも
皆さんは笑顔で子どもに接してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。