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勉強に必要な栄養素は?

2023/06/12
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

都内で健康診断を受けた人の98%が、ビタミンD不足

だったとの調査結果が、先日発表されました。

 

ビタミンDは魚やきのこなどに多く含まれています。

この栄養素はカルシウムを吸収を促す働きがあり、

不足すると骨がもろくなります。

ですので骨折や「骨軟化症」「骨粗しょう症」のリスクが

高くなります。

 

このブログのテーマである「勉強」と栄養は

どのような関係があるのでしょうか。

 

テストや勉強では「脳」がしっかり働くためには

十分な栄養が必要です。

 

脳に欠かせない栄養素としてブドウ糖があります。

ブドウ糖を摂るには

    砂糖や果物など甘いもので摂る

    ご飯などの炭水化物で摂る

の二つの方法があります。

 

おすすめは②の炭水化物で摂る方法です。

甘いもので摂ると血糖値が急上昇し、

逆に血糖値が下がることがあります。

血糖値が下がると脳の働きが悪くなります。

 

ブドウ糖をエネルギーに変えるのはビタミンB1です。

ビタミンB1が不足すると、いくらブドウ糖を摂っても

エネルギー源として使うことができません。

ビタミンB1は玄米、ゴマ、大豆、豆腐、納豆などに

含まれています。

ご飯と豆腐の味噌汁、納豆はいい組み合わせですね。

 

ストレス対策や風邪予防にはビタミンCが有効です。

ビタミンCには、ストレスにより発生する活性酸素から

身体を守ってくれる働きがあります。

また、白血球の働きを助け、免疫力を高めてくれるので、

風邪もひきにくく、回復も早まります。

 

その他勉強に関連が深い栄養素は以下のものがあります。

・カルシウム=イライラ防止、集中力アップ

・マグネシウム=精神の安定

・タンパク質=免疫細胞や粘膜の材料

・葉酸=貧血防止、免疫機能にも関与

・鉄分=血液中の酸素を運ぶ

 

栄養素を十分に摂るには、食べ方にも工夫が必要です。

 

1日3度の食事で生活のリズムを整えることが大切です。

体内は1日24時間休むことなく活動しています。

そのため1食でも欠けると脳をはじめ

身体のいろいろな働きが低下してしまいます。

朝食は脳と身体にスイッチを入れるため、

糖質だけでなくタンパク質も摂ります。

昼食は午後の活動に欠かせないものであり、

バランス良くボリュームのある食事を摂りましょう。

夕食は質の良い睡眠を妨げないために

消化の良いものを適量摂ることが必要です。

 

食べすぎると胃腸に血流が集中するため、

頭が働かなくなります。

そのため「腹八分目」を心がけることが大切です。

 

「よく噛むこと」も大事なことです。

消化・吸収がしやすくなり、脳の働きも活発になります。

咀嚼などのリズミカルな動きは、気持ちを落ち着かせる

セロトニンという神経伝達物質の分泌にも役立ちます。

 

子どもは美味しい食事を食べることで気分転換になり、

より勉強に集中できます。

勉強や成長に必要な栄養素が含まれる食材を取り入れ、

お子さまをサポートしてあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。