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キャリア教育

2023/11/28
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

皆さまは我が子と将来の夢について話をされていますか?

 

親としては我が子には自分らしく、

幸せな人生を送ってほしいと願っておられると思います。

 

そのためにどんな人生を送りたいのか、

生活を送りたいのかという生き方を考え、

それを実現するための力を身につけなければなりません。

 

そうした力を身につける教育が「キャリア教育」です。

 

日本で「キャリア」“career”というと

仕事や職業の経歴を指すことが多いですが、

親が子どもに伝えるべき「キャリア」の意味は

「人が、生涯の中で様々な役割を果たす過程で、

自らの役割の価値や自分と役割の関係を見出していく

連なりや積み重ね」(文部科学省)

です。

これまでどう生きてきて、これからどう生きていくのか、

という生き方を表す言葉です。

 

子どもの持つ将来の夢は、

必ずしも職業名である必要はありません。

これを実現したい。

これで世の中の役に立ちたい。

家族を喜ばせたい。

など、どんなことでも構いません。

変化の激しい現代、今の時点で職業名をあげたとしても、

将来その職業がどうなっているかわかりません。

 

家庭で行うキャリア教育で大切なことは

「社会がどのように成り立っているか」

を子どもに考えさせることです。

 

「将来はプロサッカー選手になりたいのに、

なんで数学を勉強しなきゃいけないの?」

と聞かれたときは、

勉強とキャリアの関係を考える良い機会です。

 

「あなたのやりたい仕事は

どんなふうに成り立っていると思う?」

と聞いてみてください。

 

プロサッカー選手は、

ただサッカーをしていればいいわけではありません。

プロの選手はプレーをすることでお金を稼ぎますが、

給料は年俸制です。

給料外にも勝利ボーナス、TVやCM出演料など

大きなお金が動きます。

そうしたお金の管理は自分でしなければいけません。

「生活するために、自分の給料を管理しなければ

困ると思わない?」

と話すことで、

数学を勉強することがなぜ必要なのか?を考えるきっかけ

となるのではないでしょうか?

 

ふだん自分に見えているところだけでなく、

その背後にあるつながりの中で、

仕事も世の中も成り立っています。

 

学校の勉強が世の中でどう役に立っているのかは

子どものうちはわかりにくいです。

ですが、世の中には必要なことで、

子どもの将来にも必要になるかもしれないということを、

親子で話し合ってみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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