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『勘違い』をなくすには

2022/06/29
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

以前このブログでケアレスミスについて書きました。
その中でも多いのが『勘違い』です。

これは、問題を間違って読み取ってしまい、
その間違った解釈によって問題を解いていくために
起こります。

これと似た言葉に『思い込み』がありますが、
大きく違います。

『思い込み』=深く信じ込むこと
『勘違い』=事実を間違って認識する、または信じて
      しまうこと

どちらも信じてしまう点では共通していますが、
『勘違い』には『間違って』いることがプラスされて
います。

人は『思い込み』があるから『勘違い』します。。

例えば「選択肢の問題は正しいものを選ぶんだろう」
と思い込んでいれば、
「アからオの中で適切でないものを選べ」
という問題が出た時に正解を選ぶ問題だと『勘違い』
してしまい、不正解となったりします。

「円の周りの長さを求めなさい」という問題でも、
「円の問題なら面積を答える」と思い込んでいれば
問題文を『勘違い』してしまい、結果不正解となります。

このような間違いは『思い込み』が強ければ強いほど
気づきにくいものです。

そしてテストが返ってきても
「ケアレスミスなので次から気をつけよう」
としか思わないことが多いです。

それでは同じミスを繰り返してしまい、
いつまでも点数が上がらないことになります。

そのようなミスをなくすためには、
どのような対策があるでしょうか。

まずは問題文をしっかり読むことです。

『勘違い』は問題文を読み間違えることから
起こります。
ゆっくり落ち着いて読むことが必要です。

問題文は『何を答えなければならないか』に
注目して読みましょう。

「〜について適切でないものすべて選びなさい」

というように、解答に関係する箇所に下線部を引く
ことも『勘違い』を防ぐことに効果的です。

時間が迫ってくると焦って『勘違い』をします。

また普段の勉強の時から時間を意識して
問題を解くようにしてください。

そうすることでテスト本番で時間配分ができ、
焦らずに問題に取り組むことができます。

問題を解き終えた後の見直しも必要です。

ですが最初から全ての問題を見直しをすることは
時間的に難しい時もあります。
そのようなときはミスが多い箇所を見直します。

これまでのテストを見直してミスが多い箇所を
確認しておきましょう。

その箇所を中心に見直せばミスを減らすことに
つながります。

保護者の皆さまもお子さまが勉強をしている時に
以上のことを意識するよう声をかけて
あげてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。