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国語力を高める

2022/10/11
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

小学生の子どもの中には、

低学年ではテストで良い点をとっていたのに

学年が上がるにつれて成績が下がってきた、

という子がいます。

中学・高校でも同様に学年が上がるにつれて

成績が下がっていく子がいます。

 

これは学習内容が難しくなり覚えることも増えるから、

といったことが考えられます。

それ以外の原因として「国語力の低下」が考えられます。

 

塾で指導しているなかで、生徒が解答を間違えたときは

・問題を読み間違えている、または読み落としている

・自分の思い込みで意味を補ってしまっている

・何を答えなければならないかわかっていない

・解答を書き間違える

ことが大変多いです。

 

これは国語力が不足しているため、

問題を正確に把握できないことから起こります。

 

ここでいう国語力とは、日本語の能力ではなく、

「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」

「国語の知識」「教養・価値観・感性等」で構成される、

日本語を運用する総合的な力を意味します。

(文部科学省より)

 

テストや入試で問題を解くときに必要とされる国語力は

・問題の内容を正確に把握する力

・設問の意図を正確に理解する力

・解答の理由を正確に表現する力  です。

これは全ての教科で必要とされる力です。

最初に挙げた学年が上がるに従い成績が下がる子どもは、

こうした力が不足していることが多いです。

 

この力は訓練によって高めることができます。

よく読書や新聞の社説の書き写し、記事の要点をまとめる

といったことが有効だといわれます。

そのとおりで取り組んだ分だけ国語力は向上します。

ご家庭でもお子さまに読書が習慣化できる環境づくりを

してください。


しかし、テストや入試に向けて

直ちに効果があるとは言えません。

 

テストや入試に向けて効果を上げるには

「読む(インプット)」「書く(アウトプット)」ことを

繰り返し取り組むことが有効です。

授業で習っているところを繰り返し教科書で読み、

教科書ワークや市販の問題集で問題を解く(書く)

この取り組みを続けることで国語力は向上します。

 

読むことは一人でもできますが、

解き方やなぜその解答になるのかの理解ができない場合

もあります。

その場合は塾で勉強することも有効です。

 

国語力は新しい知識を得るためには不可欠な力です。

そして全ての教科を学習するための基礎と力です。

また、テストや受験といった勉強だけでなく

社会人になってからも求められる力です。


ご家庭ではお子さまに読書の機会を増やしたり、

言葉遣いに気をつけて接するなどのサポートを

してあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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