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部屋を片付けよう

2022/12/27
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

お子さまの部屋はどんな様子ですか?

部屋が片付いておらず物であふれかえっている。

プリントがどこに行ったわからない。

必要なものを探すのに時間がかかりそうだ。

 

そんな様子だと「片付けなさい!」と言いたくなります。

 

「天才と言われる人の部屋は散らかっている」

と言われますが、それはクリエイティブな仕事をする人に

当てはまることです。

 

勉強だと勉強机や部屋が片付いているかどうかは

集中力にかなり影響があります。

 

人間の脳は視界に入ったものを情報として取り込むため

視界に入るものが多ければ多いほど

脳内で処理される情報が多くなります。

そのため脳に負荷がかかり集中力が続かなくなることを

ブリンストン大学が研究結果として発表しています。

 

また常に散らかった状況ではストレスホルモンである

コルチゾールが分泌されます。

そのため不安が増長され良質な睡眠の妨げになることも

わかっています。

 

お子さまが勉強に対して集中力を高めるためには

勉強机と部屋の片付けから始めることも一つの手段です。

 

「整理整頓」が片付けの基本です。

「整理」とは必要なものと不要なものを分けて

不要なものを捨てることです。

「整頓」とは必要なものを必要なときに

すぐに取り出せるようにしておくことです。

 

まずは不要なものを処分することから始めましょう。

「いつか必要になるかもしれない」と「要・不要」を

判断基準にするといつまで経っても捨てられません。

「今(近いうちに)使うか・使わないか」を判断基準に

しましょう。

 

捨てるものは例えば以下のとおりです。

○前学年の教科書・参考書・学校ワーク等

○これから受ける定期テストの出題範囲になっている

以外のプリント

○1年以上着ていない服

○読まなくなった本、聞かなくなったCD等

 

物を捨てたその次は「整頓」です。

ポイントは置き場所です。

物の定位置を事前に定めておきます。

収納場所を決めておけば片付けもしやすく、

必要なものをすぐに取り出すことができます。

机の上はできるかぎり物を置かないようにしましょう。

棚や引き出しを活用し、よく使う物は手を伸ばしてすぐに

取り出せるところに置くようにします。

教科書や問題集などは平積みにせず立てて置きましょう。

 

気をつけるのは床に物を置かないことです。

置き場所を決めていないと置きっぱなしになりがちです。

仮置き場をあらかじめ決めておきそこに置くようにすれば

床に物を置くこともなくなります。

 

中・高校生の子ども部屋は散らかっていても

保護者の方は入りづらいと思います。

年末は大掃除もあり、子どもが自分で片付けをする

良い機会です。

この機会に親子で片付けについて考えてみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。