こんにちは
Victory学院講師の山田修です
昨日は小学校と中学校の違いについて書きました
本日は中学校と高校の違いについて書きます
4月に高校入学を控えている子どもは
入学後の新しい高校生活を楽しみにしていると思います
中学校は義務教育で学区ごとに生徒が通ってくるため
学力にばらつきがあります
ですが高校は入試を経て入学してくるので
生徒の学力に大きな差はありません
中学校で上位の成績だったからといって勉強をしないと
すぐに授業についていけなくなります
高校の授業は内容が大幅にレベルアップします
高校の授業は中学校で習ったことを発展させた内容を
学習していきます
中学校で学習した内容で十分に理解できていない
単元がある子どもは
春休みのうちに勉強しておきましょう
出ないと高校の授業内容は非常に難しいと感じるでしょう
他に中学校と高校の大きな違いは学習する科目数です
中学校では国語・数学・英語・理科・社会の5教科が
主要科目でした
それが高校では以下のように増えます
国語→現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語
国語表現、古典探求
数学→数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B・C
英語→英語コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
理科→科学と人間生活、物理基礎、物理、化学基礎、化学
生物基礎、生物、地学基礎、地学、理科課題研究
社会→地理総合、地理探求、歴史総合、日本史探求
世界史探求、公共、倫理、政治・経済
新科目→理数探求基礎、理数探求、情報Ⅰ・Ⅱ
※下線部が引いてある科目は必履修科目
※理科、社会の学習科目は高校によって違います
学習の質・量ともアップするため
中学校に比べて授業の進度も速くなります
授業についていくためには
毎日欠かさず予習・復習を行うことが必須です
授業が細分化されるため定期テストの数も増えます
中学校の定期テストは2〜3日で実施されますが
高校では4〜5日で実施される学校が多いです
高校では入学当初から大学入試を意識させられます
大学入試には一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜の
3つのタイプがあります
2022年度の大学入学者のうち
36.2%が学校推薦型選抜で入学しています
推薦入試の出願条件となるのが
高校1年の1学期から高校3年の1学期までの
評定平均(内申点)です
評定が高ければ志望校の選択が広がります
受験対策は高校1年からスタートしていることを意識して
最初の定期テストから全力で取り組む必要があります
ほとんどの高校では高校2年から
文系・理系、国公立・私立というように
希望する進路別に授業やクラスが編成されます
入学時から自己の適性や興味・関心についての分析
大学や学部・学科に関する調査を進めておきましょう
ご家庭でも大学の情報を積極的に集めるなど
お子さまの希望する進路を実現できるよう
フォローしてあげてください
最後までお読みいただきありがとうございます