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ゲーミフィケーション

2023/05/29
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

ゲームデザインの要素の「ゲーミフィケーション」が

注目されています。

 

これは英語の”gamification”から来たもので、

本来ゲームではない活動にゲームの要素を加えることで、

能動的な取り組みを促す手法です。

 

例えば展示会でスタンプラリーを行うことで、

できるだけ多くのブースを回ってもらうようにする

といった手法です。

 

「勉強はすぐに嫌になるのに、

なんでゲームだと一晩中でも熱中できるんだろう?」

 

これは、「楽しさ」「興味」「目的意識」を与えることで
子どもを楽しませ、熱中し続けるように工夫して

設計・開発されているためです。

 

そうしたゲームの要素を教育にうまく応用すると、

ゲームのように楽しみながら学習することができます。

 

ただ単にテストを受け、解答したものを採点されるより、

「◯点を取ればポイントを得ることができる」

「△分以内にクリアできればレベルアップする」

など、さまざまな報酬を用意することで、

モチベーションを高めることができます。

 

学習支援アプリも、スマホやタブレットなどで

動画を視聴しながら例題や問題も解く、

ゲーム的な要素を備えたアプリです。

これはいつでもどこでも勉強に取り組むことができる

ゲーム感覚で楽しみながら学習を進めることが可能です。

そのため子どものモチベーションアップにつながります。

 

ゲーミフィケーションは初めに目標を設定して行うため、

クリアすると達成感を味わうことができます。

ゲーミフィケーションを取り入れることで、

達成感を味わいながら前向きに学習に向き合うことが

できるようになることが期待できます。

 

また子どもが意欲的に学習に取り組むことができるため、

学力アップが期待できます。

ある研究によると、小学1年生にゲーミフィケーションの

教材を実践してもらった調査結果では、

2週間で30%以上点数が向上しました。

(引用『ゲーミフィケーションの要素を取り入れた

小学校1年生向けの電子教材の実践と評価』)

 

勉強にゲーミフィケーションの目的は

学習目標を達成することです。

ゲームとして楽しむだけでは目標を達成できないことも

あります。

学習目標を達成できたのかを適切に評価することが

課題としてあります。

 

また、内容が子どものレベルに合っていなければ

続けることができません。

課題設定が難しいこともデメリットの一つです。

 

こうした課題はありますが、

ゲーミフィケーションは適切に活用すれば

大きい効果を得ることができます。

ご家庭でも親子で取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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